公務員看護師になるメリットとは?

公務員看護師とは、看護師の免許を使って公務員として働く看護師のことをいいます。例えば、勤務場所としては各都道府県が経営する病院や国立大学附属の病院が多くなります。他にも、看護技官や検疫官、自衛官、医療刑務所や少年院の看護師などもあります。これらで勤務する公務員看護師になるとどのようなメリットがあるのでしょうか。

公務員のメリットと聞いて思い浮かぶのが高給取りという人も多いようですが、勤続10年目の平均給与額で見た場合、民間病院に比較して大きく差がある訳ではありません。しかし、どの様な働き方をしたとしても毎年必ず昇給があり、ボーナスや退職金は他の病院に比べて多いためメリットと言えるでしょう。

他にも、公務員看護師が優遇されているのは福利厚生です。他の公務員と同じように労働者の権利やワークバランスの面での支援が充実しているのです。労働時間の目安が明確に決められているため、過剰労働すれば看護師長等の責任者が処罰の対象となるため、基準勤務時間で仕事を終えることができます。もちろん休日も規定通りにもらえ、産休や育休の取得も問題ないようです。大きな病院であれば保育所が完備されているところもあり、諸手当も正当に支払われるので働きやすい環境であると言えるでしょう。

最後に変わった福利厚生として、国立病院機構では婚活も行われているようです。KKRブライダルネットと言い、国家公務員共済組合員加入者に向けて行われているもので、安全安心の結婚情報サービスとして婚活パーティーやセミナーなども行っているようです。このように、公務員看護師には様々なメリットがあります。